刀というと、現在博物館などで所蔵をされているものの大半は江戸時代に生み出されたものが多くなっています。数多くの名刀が存在しており、愛好家の間ではその刀を模した模造品を収集なさる方も多い傾向です。そのうちの1本となるのが来国光で、ここで簡単に概要を見ていきましょう。来国光は寛永年間に鍛錬をされたもので、代々水戸藩主が受け継いできた刀です。刃渡りが約5センチメートル・刀身が1メートルとなっているもので、湾曲した刃を有しているのがポイントとなります。現在は茨城県内にある博物館で展示をされており、いつでも目にすることが可能です。来国光の柄の部分には歴代の藩主の名前が刻まれており、普段は柄に覆われて見えません。